主な作品

二世帯平屋の家

平屋で実現した高齢者も幼児も安心して暮らせる住まい。


A邸は南西に長く広い敷地を生かした平屋の二世帯住宅です。 平屋は、高齢者にとっても、幼児にとっても安心して住むことのできる理想的な住まいであると言えます。 写真の建物左側が子世代部分、右側が親世帯部分となっています。 二つの世帯は建物奥にある廊下で結ばれています。 また、二つの世帯の間にある中庭の広さは、日陰計算を行い日照を十分に親世帯が確保できるように配慮しました。 家のデザインは、手作り感のある粟野ハウジングならではの和風デザインです。 設計:粟野徹



玄関ホールです。 天井を屋根勾配なりに高く張り、広々とした空間となりました。


(写真上)玄関高所に取り付けた高窓により、暗くなりがちな玄関奥まで光を取り入れてくれます。
(写真下)天井に取り付けたファンは、玄関で来客を接待することが多いこの地域で活躍します。


 


玄関:職人の手づくりによる下駄箱です。無垢材ならではの味わいがあります。





式台と框はケヤキ材、床板はサクラ材を使いました。




リビング・ダイニングです。 杉の梁の上に天井を張った空間は開放感に満ちています。 梁は自然乾燥の国産杉材を使っています。 奥に見えるのは、お孫さんのための滑り台です。 床はサクラの無垢材です。




写真右はキッチンカウンターです。 カウンターは杉の1枚板で作りました。 建具も杉で統一し、味わいのあるものとなっています。




キッチンカウンター上部の天井です。 表しにした杉の梁の上に杉板で天井を張っています。




和室です。写真右は南側に面した出窓部分です。




床の間部分です。神棚は押入れ上部に作り付けました。




建具はいつも建具屋さんと共同作業で造っているオリジナルです。 杉材を使って造りました。